スピン・エレクトロニクスグループ
マグノニクス

ナノ構造磁性材料や磁気現象などのスピン工学分野を中核にして、光や高周波電磁界、超音波や熱、電子伝導などとの協調現象を巧みに利用した基礎から応用にわたる研究を行っています。

ホログラムスイッチ

 情報化社会の近年においては、ネットワークを利用する端末数が増えても通信速度が 低下しないことが望まれている。そのようなネットワーク構築のためには、高速かつ多チャンネルな 超高速固体光クロスコネクト装置が必要である。
 その装置の核となる光スイッチはFig. 1 のように分類される。ホログラム光スイッチは 高速かつ多チャンネルという特徴を有する。高速な現象である電気光学効果を利用した 光スイッチにはMEMS型(微小電気機械素子型)の光スイッチのようにチャンネルが多いものがない。 ホログラムフィルタは電気光学効果によって変換された光のモードの違いによって、 曲がる(回折)か透過するかを選ぶことができ、これを利用した多チャンネルな光スイッチを目的とした。
これまでの結果、Fig. 2 のようにプラスチックファイバとホログラムを組み合わせて、 モードの切り替えによってスイッチングが可能であることを確認した。

Fig. 1 ホログラム光スイッチの分類と特徴
Fig. 2 ホログラム光スイッチの原理実証のための実験